【作品紹介】
私共、劇団 新人会にとって、演出家 関矢幸雄氏との出会いは、同時に「素劇」という表現方法との出会いでもありました。歌で場面をつなぎながら俳優の演技だけで描ききる〈観客の想像力をより喚起する〉ことの困難、突破した時の喜び、誰もが元気になれる劇です。
日本でも有名なこのアメリカの出来事は、三重苦のヘレン・ケラーの努力と成功の物語として知られています。溺愛する両親に甘やかし放題にされていたヘレン、施設で育ち辛うじて全盲を免れている不幸な生い立ちのサリヴァン先生がケラー一家と対立しながら、見えない、聞こえない、話せないヘレンとどのように心の交流を持ち「言葉を、ものには名前があること」を伝えられたか、ヘレンと家族、20歳の教師との信じあうことの素晴らしさ、本当に愛するとは・・・観る人の心に深い感動を呼び起こしてきた家族劇です。

